「風格のある、町の和菓子屋」というような店構えの晃明堂さん。けれど店内は本格的な和菓子だけでなく洋菓子テイストの和菓子も数多く並んでいます。
不思議な光景に驚いていると、店主の遠藤さんが「若いお客様にも気軽にお店に来ていただけるよう、洋を取り入れた和菓子の開発もしているのですよ」と話してくださいました。
館林のグルメグランプリで賞を取った「里沼ぶっせ」（百年小麦使用）の中身はバタークリームの軽めのお菓子。
ぽんちゃんの焼印があしらわれており、日本遺産の使用許可もいただいているので館林ご当地感があります。
消費期限３週間と長くお土産におすすめ。
百年小麦を配合した昔から定番の人気商品、酒まんじゅうをいただくと、モチモチした厚めの皮に、控えめな甘さのこしあんが口の中で絶妙に絡み合います。
よく見ると、おまんじゅうの入っていた入れ物は「酒まんぢゅう」と書いてあるせいろでした。
「まんぢゅう」の表記も珍しいこちらは、先代が実際使われていたものだそう。
昔から伝え続けられてきたものと、新しい感性の調和は、お菓子だけではなく店内の空気でも感じることができました。
「焼きドーナツ」は、健康に気を使っているお客様にも安心してご提供できる商品でプレーン、ココア、ミルクティーの三種類があります。